Report
2013-5-18
稲沢市 リーフウォーク (アピタと145の専門店の散歩道リーフウォーク稲沢) 出演
2013年5月18日土曜日、私たち「村主真裕美カルテット」は、稲沢市のショッピングモール「リーフワォーク」で開催される「リーフコンサート」に出演させていただきました。
稲沢市とのご縁は、昨年8月に行われた「ワンコイン・コンサート」を始まりとして、今年3月の「ワンコイン・コンサート・スペシャル~情熱編~」に続いて3回目となります。稲沢市でのこうした催しを企画・運営しているのは、ハンドベルグループ「Twinkle Bells」の皆さんで、ハンドベルはもちろん、他にもピアノなど演奏される方がいらっしゃるので、私たち演奏する側のことへの気配りも本当に細やかにしていただいています。10年に渡る彼女たちのその活動が、しっかり市民の皆さん、地元の方々に支持されて、とても音楽を身近に感じられる土地柄が育まれてきたことがわかります。
「ワンコイン・コンサート」の時に感じた、お客様たちの熱心に音楽を聴いてくださるこころ、温かい拍手は今も忘れません。ベビーカーを押して来てくださったご家族、ご夫婦で来られた年配の方々、お一人で気軽に立ち寄られる方も…。老若男女を問わず年齢層の幅広さにも驚きました。そして、演奏のあと舞台下に駆け寄り、握手を求めてくれた小さな女の子も。生演奏をいっぱい聞いて、楽しさやいろんな発見をしてほしいと思いました。こんな風に思い出深いホームのような稲沢市からオファーをいただいて、私たちカルテットも「リーフ・コンサート」をこころ待ちにしていました。
当日は、私が道に迷わないように(?!)清須東インターを降りてすぐのコンビニの駐車場にて集合しました。くつろぎながら目覚めの一杯を飲んで、カルテット侍は、今日これからの鋭気を養います。ライブは本当に楽しみ♪
そこより車で15分ほど、稲沢リーフ・ウォークに到着です。
早速、楽器の搬入・セッティング開始です。
私は、会場の電子ピアノを使わせていただくので、持ち物は楽譜のみ。楽をさせていただきました。
ピアノの位置をはじめ、ベース、ドラムス、ギター、其々のポジションを決め、いつものように準備していき、音だし、サウンド・チェック。ここでも、「Twinkle Bells」の皆さんのお手伝いがありがたいです。
こちらの会場は、吹き抜けとなっているので、いつものレギュラーのお店とは違う音の響きに私たち自身がつつまれる感じです。そして、ステージ後方にちょうどエスカレーターがあるので、上り下り移動しながら私たちを見て、聴いていただくこともできます。
セッティング終了後、本番までちょっと休憩です。
出していただいたお弁当をペロリと食べて、モールのコーヒーショップでゆったりとします。モール内には、うれしいことに「リーフ・コンサート」のお知らせがあちらこちらに貼ってあります。記念に一枚。
13時より1回目のステージ始まりです。10分前にはすでにたくさんのお客様が席についていらっしゃいます。お買いものの前、後、そしてひと休みがてら、こうして演奏を待っててくださるのがうれしいです。
1st. ステージ
1. ハウ・インセンシティブ
2. イフ・アイ・シュッド・ルーズ・ユー
3. 黒いオルフェ
4. 波
5. 星に願いを
さわやかな午後のひと時をのんびりくつろいでいただけるよう、ボサノバを中心にした曲目を選びました。演奏中に、5歳くらいの男の子が舞台のピアノの近くに来て、私の弾く様子を興味深げにじっと見ていました。そのかわいらしさに思わず「こんにちは」と笑顔になります。しばらくしてお母さんに呼ばれたらしく、ちょぴり残念そうな表情をして帰り際に「バイバイ」をしていってくれました。
「ありがとう。またいつかどこかで、私たちの演奏を聴いてもらえるのかな。」なんて思うと、ますます元気がわいてきます。
2nd.ステージ
1. イパネマの娘
2. ホワット・ア・ワンダフル・ワールド
3. サマー・サンバ
4. スペイン
5. 酒とバラの日々
このステージでは、スパイス的なアップテンポの「スペイン」にひときわ大きな拍手をいただきました。どの曲も何度となく演奏してきたものばかりですが、この日、この時、この場所でしか生まれないものにワクワクします。そして、ここで出会えたすべての皆さんに感謝です。
あっという間に2回目のステージの30分も過ぎ、司会の方のアナウンスで無事コンサートが終わりました。にこにこと席を立って行かれるお客様にうれしい気持ちをいただきます。ありがとうございました。
ほっとした気持ちの中で、後片付けに取り掛かります。スタッフの方々も手慣れた様子で素早く機器をまとめていきます。「私たちボランティアなんですよ。」とさらりと言われる笑顔が素敵でした。「Twinkle Bells」の皆さん、お世話になりました。ありがとうございました。稲沢でまた、大切な思い出がふえました。
楽しくひと仕事、ライブを終えた「カルテット侍」は、すがすがしい面持ちでお城に戻りました(笑)。